おたから君 先生用マニュアル

先生機の起動から、生徒のつなぎ方、管理画面、記録の取りあつかいまでをまとめています。 生徒向けの説明は あそびかたマニュアル にあります。

1. 何が要るか

先生機
Windows のパソコン1台。ここで受け取った exe を動かします
生徒の端末
iPad・タブレット・パソコンなど、ブラウザが動くもの。アプリの導入は不要です
ネットワーク
先生機と生徒が同じネットワーク(同じWi-Fi・校内LAN)にいること。インターネットへ出る必要はありません
人数
1対1の対戦です。人数が合わないときは、余った生徒はロボと対戦できます

配布の zip に入っているのは4つです。 おたから君_先生機.exe(先生機)、otakara.html(生徒・先生の画面)、 otakara_manual.html(生徒用マニュアル)、先生へ.txt(初期のパスワードなど)。 ふだんは exe だけで動きます。生徒に配るフォルダには「先生へ.txt」を入れないでください。

2. 先生機を起動する

  1. exe をダブルクリックする 「おたから君_先生機.exe」を、フォルダから開きます。
  2. ファイアウォールの確認に答える 初回だけ Windows の確認が出ます。「プライベート ネットワーク」にチェックを入れて「アクセスを許可する」を押します。 ここを許可しないと、生徒がつながりません。
  3. 黒い画面に出たアドレスを見る 「生徒は次のアドレスを開いてください」と出ます(例:http://192.168.1.45:8000/)。 先生機のブラウザでは、おたから君が自動で開きます。

黒い画面は授業の終わりまで閉じないでください。閉じると先生機が止まります。 まちがえて2回起動しても、2台目は立ち上がらず「すでに起動しています」と出ます。

「WindowsによってPCが保護されました」と出て止まるときは、「詳細情報」→「実行」で進めます。 学校の設定で実行できないときは、お問い合わせください。

3. 生徒をつなぐ

生徒は、ブラウザで先生機のアドレスを開き、なまえ(10文字まで)を入れて「はじめる」を押します。 管理画面の「生徒が開くアドレス」に QRコードが出ます。「大きく表示」で画面いっぱいになるので、 プロジェクターや電子黒板に映すと配りやすくなります。

自動ペアリングが ON のときは、入った順に2人ずつ対戦が始まります。 1人余ったときは、30秒後にロボが相手になります。 OFF のときは、先生が管理画面でペアを作ります。

4. 管理画面でできること

トップ画面のいちばん下の「管理者ログイン」から入ります。

  • 対戦モードの切りかえ … 「同時進行」(順番なし)と「交互に1回ずつ」。起動したときは同時進行です
  • 自動ペアリングの ON/OFF、待っている生徒のペア作り
  • ロボとの対戦を組む(「気まぐれロボ」「強者ロボ」を選べます)
  • 試合の中止、参加者の退室
  • 「テスト探検家で 生徒画面を見る」… 生徒がどう見えるかを、先生が確かめられます
  • 生徒が開くアドレスの QRコード表示(「大きく表示」あり)
  • 記録の一覧表示と CSV のダウンロード(日付を選べます)
  • 管理者パスワードの変更
  • 点タッチで攻撃(隠し機能)の解禁

ログアウトすると、生徒用のトップ画面にもどります。共用のパソコンでは、ログアウトを忘れないでください。

5. 管理者パスワード

初期のパスワードは、zip の中の 「先生へ.txt」 に書いてあります。 最初の授業の前に、管理画面の「管理者パスワードの変更」で必ず変えてください。 生徒に知られると、試合の中止や記録の閲覧などをされてしまいます。

  • 変更すると、exe と同じフォルダに「おたから君_設定.json」ができます。パスワードそのものは保存されません
  • 忘れたときは、先生機を止めて「おたから君_設定.json」を消すと、初期のパスワードにもどります

6. 記録の取りあつかい

試合が終わるたびに、exe と同じフォルダの「記録」フォルダへ自動で保存されます。 1日1ファイル(例:記録/おたから君_記録_20260926.csv)で、Excel で開けます。 対戦者・勝敗・終わり方・手数・見つけた宝・陣地・宝の座標・調べた順番が、1試合1行で入ります。 テスト探検家の試合は記録しません。

この CSV には生徒の名前が入ります。 置き場所と共有のしかたに気をつけてください。他の先生にアプリを渡すときは、 「記録」フォルダと「おたから君_設定.json」は入れずに渡します。

名前の付け方(出席番号、ニックネームなど)は、授業のはじめに生徒へ示しておくと、あとの集計が楽になります。

7. 授業の流れ(例)

  1. 先生機を起動する アドレスの QRコードを大きく映しておきます。
  2. ルールを確かめる 陣地は11×11、宝は5こ。ヒントは 💎・◎(まわり8マス)・○(その外16マス)・×(近くにない)の4つです。
  3. 1回目は「交互に1回ずつ」で 順番に進むので、ヒントの読み方を全体で確かめられます。慣れたら「同時進行」にします。
  4. ふり返る 生徒は「結果を画像で保存」で、両方の陣地と調べた順番を1枚の画像にできます。 × が出たときに消せる範囲、◎ からのしぼりこみを、実際の手順で説明させます。

8. ひとりモード

「otakara.html」をダブルクリックして直接開くと、先生機をさがし、見つからなければロボと対戦する 「ひとりモード」になります。家庭学習や、先生が下見をするときに使えます。

ロボは2種類で、試合ごとにどちらかが出ます。 気まぐれロボはヒントを見ないことが多く、平均60手ほど。強者ロボはヒントを使い、平均24手ほどで全部見つけます。

9. こまったとき

  • 生徒がつながらない 同じネットワークにいるか、ファイアウォールで許可したか、黒い画面のアドレスをそのまま入れているかを確かめます
  • exe が起動しない(WindowsによってPCが保護されました) 「詳細情報」→「実行」で進みます
  • 先生機を再起動した 生徒の画面に「もう一度はじめてね」と出ます。なまえを入れ直せば再開できます
  • 生徒の画面に赤い帯が出た 通信が切れています。しばらく待つと自動でつなぎ直します
  • iPad でマイナスが入れにくい 生徒の画面の「🔢 数字ボタン」を使うと、「−」を押すだけで入ります

← おたから君のページにもどる